苦手な街
最近の自分に関する研究で、思考の多動があるというのが分かっている。そのままでは苦しいのでその時に思ったこと、発信しようと思ったことはメモしようって思うが、本当にその瞬間には手元にメモ帳がないことの方が多い。据え置き型のメモを買おう。ノートよりも気楽だ。大好きな落書きもできる。
ツイッターだと時間を費やしすぎてしまう。不要な情報も目にして疲弊してしまう。
広告、お店、そして人が多い現実世界が苦手なら、インターネット上でも疲れるだろう。本当に、必要以上に情報を得てしまう。特にツイッターは人混みの繁華街を歩いている気分になる。のめり込んでしまう癖も良く無かったかもしれない。依存体質な部分もある。もちろん完全に断ち切るつもりもないが、嗜好品のようなものだと思おう。お酒だな。
どうしても苦手な街、池袋と渋谷。新宿はギリギリ何とかなるが、いずれも用がないと行けない街だ。悲しいことに、そこに行った日の夜に泣いてしまうこともあった。きっととても疲れてしまうんだろう。
上記3つの街がダメで、上野エリアがOKな理由もよく分からない。慣れの問題だろうか。
粗探しが得意と言ってしまったら自虐的で良く無いが、視界に入る情報量が多い。他の人が気づかなかったものに気づくのが早い。これは良い面も悪い面もある。
人混みの中から特定の人物を探して待ち合わせに役立ったり(気付いてすぐに逃げるスキルもある)、案内表示や標識にすぐ気がついて行動ができる。
奇抜な格好をした人がいる、楽器を背負った人がいる、ベンチに座っている人がいる、ハトが飛んでいった、看板をかえている作業中か、あんな建物あったかな、傘を持っている人がいるが今日は雨だろうか…挙げるとキリが無い。
本当に必要な情報よりも、メモリが急速にいっぱいになる不要な情報の方が多い。新たな発見もできるが、その分疲労も蓄積される。気づきを一緒にいる人にいちいち言っていたら、うるさく思われてしまう。
気にせずに街を歩くのはなかなか難しい。気付いてしまうんだから。
だからこそ、私にはきちんとリラックスする時間が必要なのかもしれない。
田舎に行きたい。
チャオ